教育方針・目標

本物が持つ力を感じて

幼児期だからこそ、本物との出会いや触れ合いを大切にしています。

“野菜を苗から育て、その生育を観察・収穫し食べてみる”
うまく実る事もあれば、うまくいかずに枯れる事もあります。
そういった成功体験だけではなく、失敗体験も子ども達の生きる力に必要だと考えています。

手触り・匂い・大きさや形など本物が持つ力は、育とうとする幼児期の子ども達にとって価値ある財産となっていきます。

泥どろ べちゃべちゃ

土・砂・泥・水・石という原素材は、五感を育てるうえでとても大切
“どろどろ” “べちゃべちゃ“ “ぬるぬる“ の世界!
こういった実体験は心も体も開放させる、幼児期にとって大切なことです。
※汚れるのが苦手だった子ども達も、経験をしていくことや、友達の影響を受け、少しずつ触れるようになり、楽しむことができるようになっていきます。

自然も友だち

四季の移ろいで変わりゆく葉っぱの色、草花の香り・そよ風の音・ごつごつした地面の感触、こうした自然由来の五感刺激は、人間にとって“ちょうどいい”刺激を与えてくれます。

園庭では、テントウ虫や蝶々をはじめ様々な昆虫との出会いが待っています。

きっと自然たちが楽しさや面白さ、もしかしたら命についても子ども達に何かを教えてくれるかもしれませんね。

五感で楽しむ

幼児期に『根』を伸ばすとは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を発達させ、感性を豊かにすることです。

五感から受け入れた感覚を、快と感じるか不快と感じるか、安全と感じるか不安と感じるのか、そこに感性の力があります。

五感の働きは、人間が生きていく上では欠かせません。
五感の力を伸ばすには、風のそよぎや、雨や土、木々や草花など、いろいろなものの違いを肌で感じとることです。

人や自然とかかわる体験が、子どもたちの感性を豊かにしていきます。
水遊びをしたり、泥団子をつくったり、虫やトカゲをつかまえたり、友だちと夢中になって鬼ごっこをして走り回るなど、実際にからだを動かして人や自然と関わることが大切なのです。

静と動のバランス

たくさん遊び思う存分動いた後は、心を落ち着かせる時間もきちんと取って、動と静のバランスを大切にしながら保育を行っています。